白浜 和歌山


スペース背景写真

白浜の海は世界最大の暖流(黒潮)が生んだハイブリッドな海です。黒潮の本流から分枝流が紀伊水道へ流れ込み、その分枝流が紀伊半島の輪郭に沿うように流れている為、温帯の生き物〜熱帯の生き物(カラフル系の魚・サンゴ・レアな生き物)まで見れる、魅力満点の海です。魚影が濃く西日本一の『沈船』、雄大な地形ポイント『三段』、アーチと水路で癒される『色津』、上級者限定の魅力たっぷりのポイントがあり、初心者から上級者までダイビングが楽しめます。そして、 白浜は関西でも由緒ある温泉地であり、リゾート感もあります。



<中〜上級者向け ダイビングポイント>
写真ダイビングポイント主な状況
ピカチュウウミウシ 三段壁 ボート所要時間25分、5m、15m、30mと豪快なドロップオフになっていて白浜屈指の地形派ポイントです。水深最大30m 平均17m、観光名所三段壁の沖に位置する地形がダイナミックなポイント。 水底30m付近にはピカチュウやミズタマウミウシなどレアなウミウシや甲殻類が住んでいて、水深18mまで切り立った壁や起伏豊かな地形の割れ目にはフリソデエビやカエルアンコウが住んでいます。 夏場〜冬場にかけて見れるキビナゴやイサキの大群は感動! 水深7mの浅い棚の上にはミナミハコフグやクマノミなど熱帯魚が多くボリューム感たっぷりのダイブが楽しめます


<初級〜中級者向け ダイビングポイント>
写真ダイビングポイント主な状況
ミジンベニハゼ沈船 ボート所要時間10分、白浜人気No1ポイント。水深17mに全長28m・幅6m・高さ8mのタグボートが横たわっています。2005年6月20日に魚礁として沈められ、現在ではダイバーが潜ることもできるポイントです。漁礁となったその周りにはイサキやマアジ、クロホシイシモチの大群がいてそれをカンパチの群れが追いかける光景は圧巻です。 ワイドからマクロまで楽しめるこのポイントは生物も多種多様。 カエルアンコウの仲間やネジリンボウ、ジャパニーズピグミーシーホース、ミジンベニハゼ、アオウミガメなど話題の生物多発地帯です^^ また近場のポイントのためうねりや流れも少なく、多少の悪海況でも充分楽しめます。
イガグリウミウシ北の根南の根 水深最大19m 平均14m沈船から西に行くと南北につながる大きな根やアーチがあるポイント 北のアーチにはキンメモドキの群れやウミウシが多く、また南の根はマクロ天国。 カエルアンコウが多く1DIVEで5個体確認できることも! 他にニシキフウライウオやマトウダイ、ハナタツも頻繁に現れます。 2007年に沈めた漁礁にはマダイやカワハギ、ヨスジフエダイが群れを成して暮らしています。
コールマンウミウシ 色津 ボート所要時間10分、沈船のすぐ近くにあるポイント。砂地の上に大きい根が2つある。深度は浅めですが、大きな水路あり、多数のアーチありの地形派も十分楽しめるポイントです。水深5〜15m 平均10m 豊富な魚種が住み着く大小3つのアーチや砂地を挟んで両サイドが10m近く切り立った水路がキレイなポイントです。 内湾なので初心者でも楽に潜れます。 特にウミウシが多くて1DIVEで10種類なんてのも珍しくありません。レアなエビ&カニの仲間などもいてフォト派やマクロ派ダイバーにはたまらないポイントです。
ハタンポエドセ ボート所要時間7分、トップ7m、ボトム17mの根が北西に伸びて、途中水深15m付近に横15m、高さ3m、奥行き6mの巨大アーチがある。アーチの中はイシモチ類、ハタンポの仲間などがカーテン状にびっしりとついています。先端付近ではマツカサウオ、タコ、スミツキベラの幼魚などが見られ、イサキ、アジ、タカベの大群も一見の価値ありです。リクエストポイントとしてもNo.1です。
タカベ中島 ボート所要時間12分、沖の観測塔周りのポイント。比較的穏かで、初心者でも十分に楽しめる水深の浅い根と、東側の34mまで落ち込む豪快なドロップオフがあり、岩壁に着いているびっしりのソフトコーラル類はとても綺麗です。カンパチなどの回遊魚が回ってくることもあり、イサキ・タカベ等の大群がよく見られます。





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